フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録
によって 小林 照幸
フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録本無料ダウンロード - フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には372ページページあります。 フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録は阪急コミュニケーションズ (1994/6/1)によって公開されています。 この本は1994/6/1に発行されます。 フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐフィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録をダウンロードできます。
内容(「BOOK」データベースより) それは、かつては〈犬の病気〉ではなかった。人間に象のような足と巨大な陰嚢(いんのう)をもたらす“不治の風土病”であった。難病克服に身命を捧げた医学者と住民の闘いを追う医学史発掘ノンフィクション。 内容(「MARC」データベースより) それはかつては〈犬の病気〉ではなかった。象のような足と巨大な陰嚢を人間にもたらす"不治の風土病"フィラリア。難病克服に立ち向かう医学者と住民の闘いを追う医学史発掘ノンフィクション。
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フィラリアが日本で戦後になっても南西諸島を中心に流行していたことを知る日本人は少ないだろう。この本は当時のフィラリア撲滅活動を知るうえで貴重な本である。私事になるが、私は昭和36年から39年まで奄美大島の名瀬市に住んでおり、耳たぶの血液を採集するフィラリア検査を受けた記憶がある。(これがフィラリア検査と知ったのは後の事だが)当時、名瀬保健所の医師だった父が自ら検査してくれたが、そんな恐ろしい病気とは当時は知るよしもなかった。現在は犬を飼っている方は犬の恐ろしい病気という認識だが、映画のエレファントマン(象皮病)など奇病として、人々から感染者が忌み嫌われた歴史を忘れてはならない。その恐るべき病気の撲滅の影に公衆衛生関係者の地道な治療活動、大変な努力があったことを、本書は伝えてくれる。知られざるフィラリアの撲滅活動に着眼した著者の眼力の高さ、地道な取材も相まって貴重な書となっている。
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