Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門
によって 島田 浩二
Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門 epubダウンロード - Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には404ページページあります。 Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門はオライリージャパン (2019/11/25)によって公開されています。 この本は2019/11/25に発行されます。 Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐDesign It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門をダウンロードできます。
内容紹介 本書は、設計スキルを成長させたいプログラマーに向けたアーキテクティングの入門書です。ソフトウェアアーキテクチャの基礎とデザイン思考の考え方から始まり、ソフトウェアアーキテクトとして、チームと共に優れたソフトウェアを作り上げていく方法を包括的に解説します。本書を読むことで、適切なステークホルダーを特定してニーズを理解する方法、アーキテクチャ上重要な要求に基づいて技術やアーキテクチャを適切に選択する方法、アーキテクチャを軽量かつ効果的に評価する方法、チームのアーキテクト力を高める方法などを学べます。モダンなアーキテクチャ設計のための実践的な方法が詰まった本書は、より良いプログラマー、技術リーダー、そしてソフトウェアアーキテクトになるために必携の一冊です。平鍋健児氏による「日本語版序文」を収録。 内容(「BOOK」データベースより) プログラマーに向けた現代的なソフトウェアアーキテクティングの入門書!ソフトウェアアーキテクチャとデザイン思考の基礎から、ソフトウェアアーキテクトが持つべき本質的なスキルや知識までを網羅。実用的なアーキテクチャ設計手法を38個のアクティビティとして紹介。 著者について Michael Keeling(マイケル・キーリング):経験豊かなソフトウェアアーキテクト、アジャイル実践者、プログラマー。軍事システムや検索アプリケーション、Webアプリケーション、IBM Watsonをはじめとする、様々なソフトウェアシステムに取り組んできたキャリアを持つ。ソフトウェアに関することをしていないときには、ハイキングやランニング、料理、キャンプなどを楽しんでいる。
以下は、Design It! ―プログラマーのためのアーキテクティング入門に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
この書籍は、全体像から始まり、3段階にわけて段階的に具体的になっていくように書かれています。最初の入門部分は広く浅く記述されており、全体像が見渡せます。設計の基礎の部分ではより踏み込んで設計について学ぶことができ、最後のツールボックスの部分では、直接実行できるテクニック集が書かれています。全体としては、「アジャイル開発」におけるアーキテクティングとはどういうものなのか、ということについて書かれているような感じですが、幅広く書かれているので、古典的な手法についても書かれています。「品質特性」「トレードオフ」という言葉が度々出現するので、複数の設計が考えられる場合は、「アーキテクチャ上重要な要求」に基づいて複数の設計の品質特性などを比較する必要がある、というようなことを学べました。その比較検討の際には、ツールボックス内に書かれている「意思決定マトリックス」などの手法が使えるようです。このように、この書籍では、「アーキテクチャを考える上で考慮するべきこと」という目標に対して、実際の具体的な方法をツールボックスを使って説明している部分が多いです。また、Lionheartプロジェクトという節が用意されていて、実話に基づく話が書かれているので、手法の適用方法についてのイメージはしやすいです。アーキテクチャを考える上ではチームと協働する必要がありますが、チームから離れて設計するようなアーキテクトは「象牙の塔アーキテクト」と呼ばれるようです。アーキテクトの権限は、チームのレベルアップに応じてチーム自体に委譲されるようになり、レベルが上がればアーキテクトは「命令」から「サポート」という役割になっていくと書かれています。その意味では、この書籍の「アーキテクチャ」に関する手法はプログラマーにも使えると言えるでしょう。例えば、プログラマーには品質要件やトレードオフに関して頭が回らない人がいるかもしれませんが、この書籍の知識を用いて「アーキテクチャ」について考えられるようになれば、「ビジネス目標に対してどんな品質特性が重要視されているか」「どの品質特性どうしがトレードオフの関係にあるか」ということに頭が回るようになるかもしれません。なので、「アーキテクチャ」はアーキテクトだけが考えるのではなく、チーム全体が考えるべきことだと理解でき、納得感がありました。星が5ではない理由は、「アイデアは豊富に書かれているけど、自分たちのチームに適用する場合は迷子になる可能性がある」という点です。確かに、ツールボックス内には、それぞれのツールの利点や使うべき状況や手順が書かれていますが「ツールの選択」という点では経験や知識が必要だと思います。つまり、この書籍の欠点としては、読者がツールを盲目的に使ってしまう可能性があるということです。
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