かなり気になる日本語 (SB新書)
によって 厚切りジェイソン
かなり気になる日本語 (SB新書) pdf無料ダウンロード - かなり気になる日本語 (SB新書)は必要な元帳です。 この美しい本は厚切りジェイソンによって作成されました。 実際、この本には317ページあります。 かなり気になる日本語 (SB新書)は、SBクリエイティブ (2019/1/8)の作成によりリリースされました。 かなり気になる日本語 (SB新書)の簡単なステップでオンラインで表示できます。 ただし、ラップトップ用に保管したい場合は、ここで保存できます。
内容紹介 知性派芸人が「問題な日本語」を一刀両断! 日本人が、何の気なしに使っている「大問題」な日本語を、 「Why Japanese People!?」のネタで知られる 日本語大好き知性派芸人・厚切りジェイソンが、痛快にぶった切る! 日常会話でよく使う言葉なのに、実は日本人自身もよくわかっていない「日本語」。 ・「一」「二」「三」→なぜ次が「四」なのか? ・七転び八起き→7回転んだら7回起き上がる、8回起き上がるのはおかしい など、よく考えると疑問に思う言葉が多々あります。 一般人だけでなく、キャスターや政治家、企業幹部も無意識で使うこれらの言葉について、「日本人が無意識に使っているあやしい日本語への疑問」をネタに知的なツッコミを入れる芸風で人気を博す、厚切りジェイソン様を著者にお迎えし、「日本人は気づかずに使っているけれど、外国人にはよくわからないじつはへんな日本語」を痛快に喝破していただきつつ、それらの言葉に見る、日本人と日本文化の深層に、本音で切り込みます! ! ▼内容構成 はじめに ここがヘンだよ「日本人の日本語」 第1章 「それって無駄じゃね?」な日本語 第2章 なぜか存在している「めんどくさい」日本語 第3章 よく考えたら意味不明な日本語 第4章 とにかく曖昧すぎる日本語 第5章 日本の皆さんがわかってないヤバい「漢字」 内容(「BOOK」データベースより) 普段何気なく使っているけれども、言われてみれば「なんかヘン」な言葉が満載な日本語。何がおかしいのか?どこがおかしいのか?独学で日本語を完全マスターした著者が、愛を込めてぶった切る!「Why Japanese people!?」でおなじみの著者が繰り出す、痛快な「日本語再発見」! 著者について 厚切りジェイソン(あつぎり・じぇいそん) 1986年4月9日生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。17歳の時飛び級でミシガン州立大学へ入学したのち、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程修了。IT企業の役員として働きながら、2014年10月にお笑い芸人としてデビュー。現在は多くのテレビ番組やラジオ、CM、舞台で活躍中。ワタナベエンターテインメント所属 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 厚切りジェイソン 1986年4月9日生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。17歳のとき、飛び級でミシガン州立大学へ入学したのち、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程修了。2005年19歳のとき、大手企業のインターンシップで日本に来日、1年滞在するも、大学の授業で勉強してきたはずの日本語をまったく理解できず、英語のみで生活。アメリカに戻り、独学で日本語を学習し、日本語能力試験1級を取得。現在は、IT企業の役員として働きながら「厚切りジェイソン」の芸名で、ワタナベエンターテインメントよりお笑い芸人としてデビュー。芸歴わずか5カ月で『R1ぐらんぷり2015』決勝へ進出し、以降テレビやラジオ、CM、舞台で幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、かなり気になる日本語 (SB新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
日本語への愛情を表わしてもらった。日本語への疑問から、アメリカと日本の比較文化論としても、考察が広がる。比較の中から、日本人へのメッセージも受け止められる。お笑い芸人と事業を行う経営者の顔も持つジェイソンだけに、書かれている内容は深い。ジェイソンは「『お笑い』というエンターテイメントを通じて社会問題を可視化する役割を果たしたいと思っている」と述べる。本書は日本語を偏愛し、日本語を勉強する中で、日本語への疑問を集め、その解を得るなかで、さらに日本語愛を深めていくという知的好奇心を満足させる側面もある。各章の末尾には不思議な日本語の理由を解説するミニコラムも収められていて、普通の日本人でさえ知らない知見が紹介される。例えば、日本人は話の合いの手を、よくうつと指摘。アメリカ人は合いの手を打たれると理解していないのではないかととるというのだ。「よろしくお願いします」は幾通りの意味もある事に驚き、「お疲れ様」「拝啓」など様々な挨拶は英語にはない。コミュニケーションのTPOで使う単語のバリエーションや敬語が違う日本語。しかし、へりくだりすぎることが、自己肯定感を下げるのではという突っ込みも鋭いではないか。日米の国語の授業の違い考察し、アメリカは「あなたがどう思うか」と意見が求められるが、日本の読解問題では「型を学ぶ」「作者の意図」を学ぶものになっており、他者の心を読む日本文化の特徴があると指摘する。そんなことが挨拶のバリエーションや「空気を読む」という不思議な日本語が作られた背景かなと私は感想を持つ。外国語と日本語の理解はまず、直訳から始まるが、直訳するとびっくりする「足を運ぶ」。故事成語や慣用句もそのニュアンスを正しく伝えるのは難しいらしい。また、「頑張れ」といったニュアンスの英語はないと紹介し、頑張れ的なニュアンスで使われるのはグッドラック。あんまりプレッシャーにならないし、本人の責任ではなく運次第で、達成できなくても「ついてなかったね」と自分以外のせいにしてもいいじゃないかという雰囲気が醸し出されていて、ここにも日米の違いを指摘その他にもバリエーションがありすぎで訳すのに困る「気」の問題。元号の不便さ。デザインはクールだが不思議な漢字「ケモノを守るって書いて『狩る』って逆じゃない」「『男一匹』ってなに」という突っ込みから、ものの数え方のバリエーションの紹介。「ちんまりの『ちん』ってなに?」など、普段日本人でさえ突っ込まずに使いながら、実のところその深いところを知らないと事を突き詰めて勉強したことを解説していく。ちょっとした教養書の趣もある。2月14日追記歌手のアリアナ・グランデが新曲「Seven Rings」にちなんで、「七輪」というタトゥーを入れたことで、日本人などから「七輪はコンロ」などの声が相次ぎ、アリアナはより分かりやすくするために「七輪」の下に「指♡」と入れたものの、それもまた「おかしい」「日本の文化を理解していない」とネット上で袋叩きにあってしまったとのこと。本人は日本語を勉強し、日本に住んでみたいという夢も持っていたらしいのに、日本語の勉強をやめてしまうという悲しい展開になったと報道されている。しかし、何であれが「七輪」と書くのか、みんな分かっているのだろうか?ネット上で、攻撃する相手を見つけて悦に入っているようにしか思えない。こうした人たちも、変な英語のTシャツを着て悦に入っているときに、外人に「その意味はね」と言われたら余計なお世話というのじゃないかな。「日本文化を汚すな」くらいの書き込みもあったらしいし。文化交流はもっと穏便に、お互い分かり合おうとするテンションでいかなきゃねー
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