中国の歴史(六) (講談社文庫)
によって 陳 舜臣
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内容紹介 洪武・永楽と栄えた明(みん)もやがて北虜南倭の禍、宦官の跋扈(ばつこ)、党争の表面化などにより滅びの時を迎える。後を襲ったのは清(しん)。康煕・乾隆の黄金時代を現出するが、栄華の隙をついてアヘン禍が衰運を呼ぶ。――波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。〈全7巻〉 内容(「BOOK」データベースより) 洪武・永楽と栄えた明もやがて北虜南倭の禍、宦官の跋扈、党争の表面化などにより減びの時を迎える。後を襲ったのは清。康煕・乾隆の黄金時代を現出するが、栄華の〓@68D2をついてアヘン禍が衰運を呼ぶ。―波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。
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陳舜臣の中国の歴史第6巻、明初から清乾隆帝没後19世紀初頭までだが、中国史のみならずときおり見せる日本の姿がこれまた興味をひく。足利義満の日明貿易の本質と勘合をもとめてたびたび寇する日本。陳円円と呉三桂のロマンスが明を滅ぼしたという「円円曲」の歴史的解釈。「国姓爺合戦」で奮闘する鄭成功と日本に帰化した朱舜水との確執。雍正帝の職務に精励する姿。淡々と読み進めながら、そして何度も読み直していくことになる。歴史は面白い!
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