世界の宗教 (岩波ジュニア新書)
によって 村上 重良
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内容（「BOOK」データベースより） 宗教の歴史を知ることは、世界史をより深く理解し、ニュースの背景や他国の文化を考えるときの大きな助けになります。原始宗教から三大宗教、儒教・道教、ヒンドゥー教にジャイナ教まで、成立や発展の経緯、教えの内容をコンパクトにまとめました。写真を一新した、ロングセラーの改版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 村上/重良 1928‐1991年。1952年、東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。東京大学講師、龍谷大学講師、慶應義塾大学講師を務める。日本の宗教、とくに国家神道、新宗教などの研究で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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岩波ジュニア新書の宗教関係では『仏教入門』、『日本の宗教』が共に出色の出来であったので、本書もかなり期待して読んだ。が、やはり『世界の宗教』というタイトルはこのシリーズの一冊に収めるには余りに広すぎた様だ。記述は確かに公平・客観的だが、その分単調で羅列的、まるで百科事典の説明を読んでいるような気がした。もう少しテーマを絞って突っ込んだ記述にすれば面白い本になったろうと思う。著者の村上重良氏はかなりの学識、記述力のある方とお見受けしたので、次は神道、新宗教関係の御著書を読みたいと思った。
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